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成長なき時代の成長神話、GLAY
本屋に『JPOPの心象風景』というおもしろそうな新書が置いてあったので立ち読みしてきました(笑)
その中にGLAYについて考察した章があったんですが、『なるほど、こういう風に見ることもできるんだなぁ』と感心しました。
以下内容のネタバレなので知りたくない方はご注意いただきたいんですが、
簡単に言っちゃうとGLAYはなぜ売れるのか?、若者から保守派の大人まで年齢・地位を問わず支持されるのか?、ということについてその原因を当時の日本の状況(時代背景)と照らし合わせながら分析してるんですね。
それによるとGLAYが売れる原因というのは

1.『勤勉』『礼儀正しさ』『友情』『郷土愛』メンバー全員が同窓生であるという『地縁』etc…という日本人が好むたくさんのキーワードを持ったバンドである
2.1990年代というバブル崩壊後の成長が止まっってしまった日本社会の中で『成長の物語』を提供し続ける存在である

の二つがあるらしいんですね。
1の方は『うんうん、納得』と言う感じなんですが2の方がこの著者の方独自の分析法という感じでおもしろいです。
GLAYの現在までの課程を見てみるとまずは幕張メッセで動員数20万人のライブ→石狩、東京、九州でのエキスポ→中国ライブ・国家主席と対面→大阪でのエキスポという感じである。
どれも今まで行われたことのないもので、特に一番最初の幕張メッセは困難や問題が一番多く、リスクも高かった。これで死傷者が出たり何か問題が起きればGLAYは社会から受け入れられなかった。
幕張メッセでの20万人ライブはGLAYがバンドとして成人するためのイニシエーション(儀式)で、これを困難を乗り切って成功させたことによってGLAYは成人として社会に認められるようになった。それはそのライブの模様が一面記事で取り上げられ、さらに20万人ライブといえばGLAYの幕張ライブを示すようになってしまったことからわかる。
そしてその次の九州で行われたライブではアジアのアーティストを、彼らの庇護者(私はこの表現はなんか嫌だなぁ、と思うんですが、まぁ、応援する者の立場としてって意味で受け取りました)として招待する。これはGLAYが自分のことだけを考えてる子どもではなく、弱い者を守ってあげる大人として成長してきた態度である。
日本人は年を重ねるほど成長することをスタンダードとして重要視している。それは年功序列や昇給制度を見れば明らか。でも近年在り方が変わってきていたり、不況なのでマイナス成長などの言葉に見られるように成長したくても出来ない状態が続いている。そんな中で次々と困難に打ち勝ちその成長を目に見える形でしめしてくれる、自分たちの代わりの『成長の物語』の提供者として支持されているのだ。

というようなのが主な内容だったと思います。立ち読みしただけなんでうろ覚えなんですが…(^^;)
共感できないところも多々あったんですが(笑)、時代背景とリンクさせながら分析していくその過程はすごくおもしろかったですし、私自身確かにGLAYの困難に打ち勝って自分たちの想いを実現させていくそのパワーというか、そういう輝きみたいなものに魅かれてるな、って思うところがあるんで納得、というところもありました。
あの一つ目標が叶っても更に次に進んでいこうとする、成長しようとする姿勢に魅かれるところってやっぱりあるんですよね。
だからライブとか行ってもすごくパワーをわけてもらてえる気がしますし。

でもこの著者はこれだけじゃ終わってなくて、最後に、GLAYはもう十分に成長し成熟しきった。これからは加齢し老いていく。その加齢し老いていくGLAYがどのような姿を提示してくれるのか、というところで結んであるんですよね。
この辺りを読んでちょっとゾッとしました。
確かに成熟してしまえば老いがやってくるわけですよね。
でも、成熟してしまったからと言って成長しないとは限らないと思うんですよ。
教育学でやったんですが、人間生態学的な変化という面では、老いもりっぱな成長なんですよね。
私はまだまだひよっこなんでえらそうなことは言えないんですが、年を重ねてこそわかること、できることもあると思うんですよ。
自分のこれまでを振り返って「全然成長してないなぁ」、といつも思うんですが、そうは言いつつ例えば高校の頃の私と今の私ではものの見方も考え方もちょっと違ってきていて今だからわかること・できることがあるし、逆に当時のままの私に戻ろうとしても戻れない。
それはGLAYも同じで90年代のGLAYには戻れないけど、代わりに年を経るごとに加齢しながらもどんどん成長して、もっともっと輝いていってくれるんじゃないかと思うんです。
メンバーの言葉や姿を見ているとそう思えてきます。
自分もあんな風に何事にも負けないパワーを持って輝いていたいと思います。
それはやっぱり私も彼らの成長の物語に魅かれてるってことなんでしょうけどね(^^)
でも、GLAYはこれからもきっと何らかの形で成長し続けていってくれる、と期待しつつ終わりにしたいと思います。
思いがけずまたしても鬼のように長くなってしまった…(汗)
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました☆
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【2005/04/01 01:30】 | | トラックバック(0) | コメント(2)
<<やっぱり火が命!?(笑) | ホーム | 中島美嘉の『MUSIC』>>
コメント
そういった芸能とか音楽専門の書籍以外でGLAYが取り上げられるのも、社会的に認められた何よりの証拠だよね。冷やかしや中傷ではなくてひとつの論点として扱われているのが流石だなあと思った。そういう類の書籍だと一般の雑誌みたく褒めちぎるだけではなく、また逆に揚げ足ばかりとって非難するだけでなくて、良いところも悪いとこも指摘してくれる…そういった視点を持つ性格は尊敬できるな、と思う。もちろんまい@管理(思わず普段の呼び名を書くところだった、危ない危ない)のように納得できない部分もあるけど(庇護者というか協力者くらいにしてほしい)、ファンはどうしても悪いとこに目を瞑りがちになってしまうところが私の一番恐れていることかな。目隠しの状態にはなりたくない…GLAYさんは世論に惑わされずちゃんと自分の足元見つめているから大丈夫だと思うけど。
確かにGLAYさんはやりきったよね、いろんなことを。打ち上げ花火的なブームだったら20万人ライブやってひゅるる~って落ちてしまうのに、そうはならなかった。大阪の10万人ライブも即日ソールドアウトだったみたいだし。その時点で頂上には達してしまったけど、そこから道を切り開こうとしてもがいていくのが彼らの本当の力じゃないかなって思う。事務所の理解っていうのも流石GLAYと共に成長していっただけはあるなって思う。でなきゃ赤字覚悟のEXPOを何回もやらせてくれないよね。私も考えまとまらないけど、こうやってGLAYからそれ以外についてもいろいろ考えるきっかけをくれた彼らには本当に感謝してもしきれないよ。
p.s.めざましではやらなかったので安心してね。明後日楽しみにしてま~す。
【2005/04/01 08:58】 URL | いっしー #-[ 編集]
返信ものすごく遅くなっちゃってごめんね~!!(><)3日、楽しかった~♪
そうだね、自分が好きなものだとどうしても悪いところに目瞑っちゃったり、指摘を受け入れられなかったりするよね。GLAYに対しても他の事に対してもその辺は私も気をつけたいなぁ。わーっ、って盛り上がったり一緒に楽しんだりする一方でちゃんと冷静に見つめられる目とか広い視野をもってたいよね。難しいけど。
私もGLAYからたくさん影響受けたしいろいろ考えさせられたなぁ。来年はツアーもやるっぽいし、ちょっと大人の目線(?)も持ちつつこれからも彼らの活動を応援していきたいよね。
【2005/04/05 00:10】 URL | まい@管理 #xZf/I1u6[ 編集]
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GLAY・レミオロメン好きの まい による、好きなもの・心にピピッと来たものについて語るブログです。

プロフィール

まい

  • Author:まい
  • 岐阜在住の社会人3年目。
    もっと遠くへ。


    ≪好き≫
    【食物】りんご、オムライス 
    【場所】京都、函館 
    【音楽】GLAY、レミオロメン、MISIA、BUMP OF CHICKEN、core of soul
    【映画】「ペイフォワード」、「レオン」、「今、会いにゆきます」
    【本】ぐるぐるまわるすべり台(中村航)、淋しい狩人(宮部みゆき)、錦繍(宮本輝)、沈黙の春(カーソン)、凍りのくじら(辻村深月)
    【本②】炎のミラージュ(桑原水菜)、帝国の娘(須加しのぶ)、破妖の剣(前田珠子)、スカーレットウィザード(茅田砂胡)、戯言使いシリーズ(西尾維新)……
    【漫画】バナナフィッシュ(吉田秋生)、NARUTO(岸本斉史)、モンスター(浦沢直樹)、KEY JACK(潮見知佳)、蟲師(漆原友紀)……

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